徹底比較 東芝 石窯ドームのオーブン機能 

時短に繋がる家電紹介

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メーカーは東芝。美味しいパンを焼きたいから、石窯ドーム。

そこまでは決めたのですが、

実際にホームページを覗いてみると、

様々な機種があり、迷ってしまいますね。

自分に合っているのはどの機種なのか。

東芝の電子レンジ総合カタログ2023-1から、

それぞれ細かく見ていきたいと思います。

石窯ドームとは

石窯ドームは、庫内がドームの天井のように

丸みを帯びているいるものなのですが、

そもそもまっすぐな天井とどう違うのでしょうか。

『ラウンド石窯ドーム構造』(ER-XD7000~ER-XD70)

これは、オーブンの機能を使用している場合です。

こんな画像を見つけました。(東芝HP 電子レンジ/オーブンレンジ 商品特徴より)

(電子レンジの温めムラに関してはこちらへ)

ER-XD7000 ER-XD5000 ER-XD3000の3機種は、

食品を乗せている角皿の前後左右のフチに、

スリット(細長い穴)が開いていて、

・スリットを熱が通り抜けること

・天井が丸みを帯びていること

この二つでムラなく火が通るということなのですね。

ER-100以下の機種の角皿にはスリットは入っていません

付属の角皿も

ER-XD7000 ER-XD5000 ER-XD3000の3機種はスリット入りが2枚

なのに対して

ER-100以下の機種はスリットなし1枚のみ

になります。

これはどうしてなのでしょうか。

『熱風コンベクション』と『上下ヒーター式』の違い

その違いはここにありました。

同じ石窯ドームを採用している型番の中でも、

二種類の加熱方式があります。

熱風コンベクション(ER-XD7000 ER-XD5000 ER-XD3000)

庫内にファンが搭載されていることで、

庫内全体が『熱風』により素早く均一な高熱で包み込まれることにより、

二段調理が可能

余熱が早い(ER-XD7000の場合、余熱200℃まで約5分)

美味しさと焼き上がりの美しさがアップする

上下ヒーター式(ER-XD100 ER-XD90 ER-XD80 ER-XD75 ER-XD70)

上と下からの輻射熱で加熱

一段調理に対応

(たな支えは上段と下段とあるので、角皿を乗せ換えることは出来ます。

つまり、角皿をもう1枚追加して無理やり2段にすることは出来ますが、現実的ではありません。)

余熱に時間がかかる(ER-XD100の場合、余熱200℃まで約14分)

ここまで見ると、

『熱風コンベクション』に軍配が上がりそうですが、

(『熱風コンベクション』がいい!と決めた方はこちら)

・二段調理は必要ない

・余熱時間は、かかる時間を逆算して食材の準備をするから、早くなくても構わない

こう考える方もいるはず。

そこで検討したいのが以下。

『庫内まるごと遠赤』

ここでいう”まるごと”とは、

庫内の天井、底、奥、左右のことであり、扉部分は除きます。

              (東芝HP 電子レンジ/オーブンレンジ 商品特徴より)

扉部分を除く庫内に遠赤外線を放射することにより、

食材の内側へもじっくりと熱を通す

例えば、

遠赤外線のヒーターは、

人間の体もじんわりぽかぽか温めてくれますが、

食材もそれと同じなのですね。

この機能は、上下ヒーター式のモデルにも備わっています(ER-XD100、ER-XD90、ER-XD75)

ER-XD80のみ、”庫内まるごと”ではなく

”庫内4面遠赤(底・奥・左右)となっています。

天井部分からは遠赤外線は出ていないということですね。)

これなら、上下ヒーター式でも美味しく調理してくれそうですね!

『加熱水蒸気オーブンレンジ』と『角皿式スチームオーブンレンジ』の違い

さらに今まで出てきたモデルの中では、

ER-XD75 ER-XD70

『角皿式スチームオーブンレンジ』との表記。

他のとの違いは、、

『角皿にお湯や水を注いで水蒸気を発生させる調理法』(東芝電子レンジ総合カタログ2023-1)

ER-XD80以上のモデルには、本体の全面下部に

”給水カセット”という

スチームを共有する水を入れる容器がついています。

しかし、ER-XD75 ER-XD70には給水カセットはついていないので、

角皿に直接水を張り、スチーム調理をするということになります。(茶碗蒸し、プリンなど)

方法は違いますが、

蒸し調理はどの機種でも出来るということになりますね!

オーブン機能の温度は何℃が理想

次は、温度の面から比べていきたいと思います。

最高温度だけを見ると、

ER-XD7000 ER-XD5000…350℃

ER-XD3000       …300℃

ER-XD100~ER-XD70  …250℃

この温度、調理の最後まで出続けてくれるわけではないようで、、

例えば東芝 HP 電子レンジ・オーブンレンジ ER-XD7000の詳細にこんな注意書きがあります↓

※350℃での運転時間は約5分です。その後は自動的に230℃に切り換わります。

どれもそれぞれの最高温度帯から5分で230℃に切り替わるとのこと。

初めにぐっと力強い火力を入れ、後からじんわり焼いていくというイメージですね。

フランスパンなど、ハードなパンやピザをよりおいしく焼くなら

最高350℃は魅力的です!

逆に、

グリルチキンなどの調理メインなら

300℃ 250℃でも十分ではないでしょうか

まとめ

今回はパンを美味しく焼きたいという目的だったので、

温度の高さ重視で!

次回で上位機種3モデルの検討をしようと思います。

見た目はほぼ変わらないようですね↓

ER-XD7000

ER-XD5000

ER-XD3000

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